勝てる戦いをしていく

大学受験の国語を教えているとたまに現れるのが、文学や哲学の知識が豊富な高校生。代表よりも知識豊富な生徒もいます(実は代表は文学にあまり興味なし笑)。そういった生徒の中には、その豊富な知識を駆使して問題を解こうとする生徒がいます。
例を挙げると、フーコーの「パノプティコン」の話が本文に登場し、筆者が監視社会の話を進める上での援用としてそれを用いているだけで、設問にもさほど関与しないにも拘らず、フーコーの知識を使って問題を解こうとする。非常に高度な知識を用いた答えを出してくるので、見応えがあり、スペクタクルとでもいうべき解答が出てきますが笑、得点としては0点でしょう。
どう解こうが本人の勝手なので、「ご自由に」としか思わないのですが、果たしてそれで高得点を取れるのだろうか?と疑問に思うことがあります。
国語Labで学ぶ方々には、「得点できる」を意識して授業を行います。知識は”本文の理解”のために使いますが、設問に対しては余計なことを書かずシンプルで的確な答えを出していきます。具体的には、
問われていることは何か?
ゴールは何か?を推察
そこに至るまでの道筋をつくる
ということを意識します。
この方が、余計なことは書くことがないため、無駄な失点は減らせるでしょう。勝てる戦いをしていきます。
【以下余談】
代表がサッカー好きということがあって、上記の話は、「ポゼッションサッカーで観客を魅了するものの、相手のゴール前で崩しきれず、むしろカウンターを喰らってあっさり失点。」という試合に近いものを感じます。Jリーグでそんな試合たくさんありますよね・・・。
バルサかスペイン代表くらいでは?ポゼッションで魅了しながら勝てるのは。
我々は勝てる戦いをすることに集中します。もちろんスペクタクルであることも時折ありますが笑。